コラボヘルス推進のお知らせ

日本特殊陶業健康保険組合では、従業員の健康保持・増進を目指すべく、事業所と健保組合との連携(コラボヘルス)をより一層推進し、効率的かつ効果的な事業の実施に向けて、健康診断結果等の情報を事業所と健保組合で共有・活用することとなります。
なお、「個人情報の保護に関する法律」第23条第5項に基づき、事業目的および内容、共同利用する範囲等を下記のとおりお知らせいたします。

コラボヘルスについて

事業目的および内容

生活習慣病の予防、がんの早期発見等を目的に、下記の事業を実施します。

健診結果およびリスク保有者データの共有による事後指導

共同利用するデータ:健診結果情報、特定保健指導対象者情報

⇒事業所が実施する法定健診、健保組合が実施する健診の「生活習慣病関連項目(血圧・脂質・血糖など)」及びその検査値がリスク保有判定値を上回る者について、情報を共有し、該当者の事後指導に活用します。

高リスク保有者に対する医療機関への受診勧奨

共同利用するデータ:疾病、生活習慣病の発症リスクが高い方の未受診情報
(例:健診結果が有所見の方で医療機関を受診していない、血圧が高く、高リスク保有判定値を上回る方で医療機関を受診していない等)

※病歴等の情報は含まれません。

⇒治療が必要と判断される「高リスク保有者」に対して、事業主または健保組合より受診勧奨を実施します。

健診の申込み・受診情報の共有による受診勧奨

共同利用するデータ:健診の申込み・受診情報・健診結果

⇒病気の予防・早期発見を目的として、健診の未受診者に対して、事業主または健保組合より受診勧奨を実施します。

生活習慣病とは

生活習慣病とは、身体活動・運動や食事、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が発症の原因と深く関与している疾患の総称です。脳血管疾患・心疾患、動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、脂質異常などが該当し、日本人の死亡原因において非常に高い割合を占めており、健康寿命の延伸の阻害要因になっているだけでなく、医療費にも大きな影響を与えています。生活習慣病は、①自覚症状がないまま進行すること、②長年の生活習慣に起因すること、③疾患発症の予測ができることから、健診によって早期にリスクを発見し、生活習慣病を発症しないように対策を打つことが可能です。

生活習慣病についての詳細はこちら

対象事業所

「健康診査及び保健指導に関するコラボヘルス推進にかかる覚書」を健保組合と締結した事業所で実施します。

共同利用する者の範囲

事業所 健康管理担当、産業保健専門職
健保組合 健康保険組合職員 (責任者)理事長

留意点

本事業で取り扱う個人情報には詳細なレセプト情報(病歴・治療内容等)は含まれません。また、本事業の事業内容及び目的に沿った利用範囲内でのみ使用し、人事評価等に用いられることは一切ございません。上記の目的以外で使用された場合は、責任者および違反者に罰則が課せられます。なお、本事業でのデータ共有について同意されない場合は、事業所もしくは健保組合にお申し出ください。

(参考)個人情報の保護に関する法律

(第三者提供の制限)第23条
5 次に掲げる場合において、当該個人データの提供を受ける者は、前各項の規定の適用については、第三者に該当しないものとする。
-中略-
三 特定の者との間で共同して利用される個人データが当該特定の者に提供される場合であって、その旨並びに共同して利用される個人データの項目、共同して利用する者の範囲、利用する者の利用目的及び当該個人データの管理について責任を有する者の氏名又は名称について、あらかじめ、本人に通知し、又は本人が容易に知り得る状態に置いているとき。